どのタイミングでマッサージ師を目指すかは人によって違いますよね。例えば、中卒ではあるもののマッサージ師になりたいと思った場合、資格を取得出来るのでしょうか。
まず、国家資格である按摩マッサージ指圧師についてです。こちらを目指す場合、基本的には高校の卒業資格が必要になります。実際に按摩マッサージ指圧師の資格を取得しようと思った場合には養成校となる専門学校に通わなければならないのですが、この学校の入学条件として高校を卒業していることが定められているのです。
といっても、高校を卒業してすぐの段階で入学を目指す方もいれば、大人になってから按摩マッサージ指圧師の資格について知り、50代以降で合格を目指す方もいます。
中卒の方が按摩マッサージ指圧師の資格を取得する道程は長いですが、それでも不可能ではありません。今は通信教育を受けて高校を卒業することも可能となっているので、この方法で按摩マッサージ指圧師資格を取得するための専門学校入学を目指す方もいます。
学歴に不安がある場合は国家資格以外のマッサージ資格取得を目指すのがおすすめです。資格の種類によっては最短1ヶ月で取得出来るような短期取得が目指せる資格もあります。
民間の資格の場合、専門の講習を受けなければならなかったり、学校に通う必要があるものも多いですが、最終学歴などに関する細かい条件は特に定められていないものばかりです。
学歴に不安があると、資格取得を目指すことにも不安を感じてしまいますよね。しかし、細やかなサポートが受けられるものもあるため、勉強が苦手な方や取得まで続けられるか自信がない方も相談しながら資格取得を目指せるでしょう。
学校で専門的なことを学ばなければ、マッサージ関係の仕事はできないのでは…とは思っている方もいるかもしれません。ですが、最終学歴が中卒の主婦の方の中にもマッサージの仕事で大活躍している方はたくさんいるのです。
厳密に言うと、「マッサージ」と呼ばれるものを行うためには国家資格である按摩マッサージ指圧師の資格を取得しなければならないのですが、リンパ療法やタイ古式マッサージ、リフレクソロジーなどに関する民間の資格を取得して仕事をしている方もいます。
こういった資格を取得して働いている方の中には専門学校で専門的に学んで来ている方もいますが、全く知識がない状態からスクールに入り、知識や技術を身につけている方もたくさんいるのです。
スクールや講座では初心者でもわかるように一から丁寧に教えてくれますし、何か不明点が出た場合には相談に乗ってもらうこともできます。自分1人の力だけで資格取得を目指そうと思うと大変ではありますが、丁寧なサポートが受けられるので学歴や学力に自信がない方でもそれほど心配する必要はないでしょう。
国家資格を取得する場合には高卒以上の最終学歴が求められますが、民間資格の取得であれば特に制限はありません。実際に中卒で主婦になり、子育てが落ち着いた50代、60代になってから民間資格を取得して手に職を付けている方もたくさんいるのです。
どの民間資格を取得するかによって難易度は変わりますが、中には指定の講座を受けるだけで資格が取得出来るものもあるため、そういったものだと難易度が低くチャレンジしやすいでしょう。
新リンパ療法
(リンパ療法学院)
26.4万円
取得期間:1ヶ月
体力や力を使わずにできるリンパケア&独自の癒し整体技術
「鍛錬会」(練習会)で卒業後も無制限に技術を磨ける
初心者・中級者・上級者向けと自分のレベルに合わせて技術を高められる
整体ビギナ―クラス
修了資格
(ウィルワン整体アカデミー)
26.4万円
取得期間:1ヶ月
流派にとらわれない1人ひとりの体のバランスに合わて行なう整体スキル
卒業後も一生涯技術サポート制度あり
特別価格で受講できる施術者向け・卒業者限定のセミナーが豊富
リラクゼーション
セラピスト修了資格
(東京整体いろは学舎)
48万円
取得期間:6ヶ月
セラピストとして広く利用できるボディケア・リフレ・リンパの3手技
一度受けた授業は無期限無料で再受講可能
入学時のガイダンスで最低限の基礎知識を学べるから受講がスムーズ
※調査したマッサージ資格取得スクールのうち、卒業後も定期的に技術を磨ける練習場がある・無料で再受講できるなどの「学び続けられる環境が整っている」スクールをピックアップ。その中でも取得期間が短い3資格を、ファーストステップとして取りやすいおすすめ資格として紹介しています。紹介している資格はすべて民間資格になります。
※各種類の資格を取得できる資格のうち最も短期間で取得可能なもの、費用は資格取得に必要な総額を表示しています。調査は2020年3月時点のものです。