セラピストってどんな仕事？

美容や医療など、さまざまなジャンルで活躍するセラピスト。種類が多いことから、具体的にはどんな仕事なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

ストレスの多い現代社会では、さまざまな不調を抱えている人がいます。そんな人たちと向き合い、施術をすることで癒しを与える仕事がセラピストの仕事です。肉体的な治療だけでなく心理的な治療も行うため、心理カウンセラーと勘違いされやすいセラピストは、医師ではないため治療行為は行えません。しかしセラピーの過程において、不安や悩みを抱える人の問題が解決したり、心身の不調が軽減したりすることがあります。

こうしたセラピストの持つ技術は、体に働きかける技、精神面に働きかける技など、各セラピストの目的によって提供する技術も違うのが特徴。セラピストと一言でいっても業種はさまざまです。海外では医療の代替治療として認知されていますが、日本ではまだ認知度が低くこれからの活躍が期待される仕事です。

セラピストが活躍できる場所

現在、セラピストの需要は非常に高くセラピストが活躍する場所は数多くあります。

マッサージ店、エステ系のサロン、治療院などのほか、最近では美容院などでもスペースを設置してセラピーを導入しているお店も増えてきました。また、独立開業して個人でサロンを開く人、スーパー銭湯やホテルなどの施設で嘱託セラピストとして働いている人も多くいます。

ボディケアのセラピストの種類

リンパセラピスト

その名のとおり、「リンパドレナージュ」の施術を行うセラピストのことです。滞ったリンパの流れをよくすることで健康になるという考え方をもとに、リンパを流すマッサージを行います。

リフレクソロジーセラピスト

リフレクソロジーとは、足の裏や手の反射区を刺激して不調に働きかける手法のことです。リフレクソロジーを行うセラピストになる近道は、民間資格である「英国IFR・JHRSリフレクソロジスト」などの資格を取得して技術を磨くことです。

ベビーマッサージセラピスト

赤ちゃんのいる夫婦や、これから出産する人にベビーマッサージの方法を指導し、赤ちゃんに愛を伝えるスキンシップ育児法です。