国家資格 鍼灸・按摩 |
400万~500万円 |
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民間(高め) アロマテラピー・カイロプラクティス |
100万~300万円 |
民間(手軽) リンパマッサージ・リフレクソロジー・タイ古式マッサージ |
30万~100万円 |
スクールに通うために必要な費用は、マッサージの種類や国家資格か民間資格かで変わってきます。一番高く時間がかかるのは国家資格である按摩や鍼灸です。
卒業するまでに400万~500万円といった学費がかかり、これは2年~4年の通学が必要に。普通の学生と同じく入学試験を設けていますが、働きながら通われる社会人の方も多くいらっしゃいます。
民間資格の中でもお金がかかるのが、アロマテラピーやカイロプラクティス。大体卒業までに100万~300万ほどかかります。民間資格の中でも手軽に取得できるのは、リンパマッサージやリフレクソロジー、タイ古式マッサージなど。
タイ古式マッサージは、本場タイに行って習得できるスクールなどもあり、日本で受けるよりもかなり安くなっています。
スクールに通うとなると、学費だけでなく場合によっては住むところの手配も必要になることも…。特に按摩や鍼灸などの国家資格では、学校に数年間通うことになるので、生活費の心配もしなくてはいけません。しかも、スクールの授業料だけでなく入学金、更新料、施設使用料といったプラスαが付くこともあります。
この授業料以外の費用は、按摩や鍼灸以外のマッサージでもあること。例えば、アロマテラピーでは主役となるアロマオイルの購入費などに、結構な金額がかかったりするのです。タイ古式マッサージをタイで習うとすると、その交通費などが発生するものとなります。
学校に通うとなると、それなりの費用がかかってしまうのは仕方がないこと。ただ、マッサージは手技などの実技が必須ですから、これは机上ではなかなか身に付きません。間違って覚えてしまったら大変。外に出て、経験者に習うしかないのです。
そんなマッサージに中でも、比較的安くできると言われているのがリンパマッサージとリフレクソロジーです。理由としては腕一本でマッサージを行なえて、道具がいらないため。安いところでは20万といった金額ができるので、資格の中でも金銭的な心配がそこまでないものといえるでしょう。
できるだけ少ない負担で資格を取得しようとするのは、間違いではありません。しかし、費用だけで選んで結局使えない資格を取得してしまっては意味がないですよね?取得した資格をただの飾りにしないためにも、学ぶ方法やスクール選びは慎重に進めましょう。意識すべきなのは資格の種類ではなく、環境です。資格を使える技術にするためには、どれだけ学べるかが大切。
卒業後も負担なく学び続けられる制度があったり、基礎を固めてから応用に進めたりする環境があり、その上で費用もできるだけ安いところを選べば、学びのコスパが最大限になります。定期的にスクールに行ける機会があれば、同じ境遇の仲間と励まし合いながら、モチベーションを保って施術に臨めますよ。
新リンパ療法
(リンパ療法学院)
26.4万円
取得期間:1ヶ月
体力や力を使わずにできるリンパケア&独自の癒し整体技術
「鍛錬会」(練習会)で卒業後も無制限に技術を磨ける
初心者・中級者・上級者向けと自分のレベルに合わせて技術を高められる
整体ビギナ―クラス
修了資格
(ウィルワン整体アカデミー)
26.4万円
取得期間:1ヶ月
流派にとらわれない1人ひとりの体のバランスに合わて行なう整体スキル
卒業後も一生涯技術サポート制度あり
特別価格で受講できる施術者向け・卒業者限定のセミナーが豊富
リラクゼーション
セラピスト修了資格
(東京整体いろは学舎)
48万円
取得期間:6ヶ月
セラピストとして広く利用できるボディケア・リフレ・リンパの3手技
一度受けた授業は無期限無料で再受講可能
入学時のガイダンスで最低限の基礎知識を学べるから受講がスムーズ
※調査したマッサージ資格取得スクールのうち、卒業後も定期的に技術を磨ける練習場がある・無料で再受講できるなどの「学び続けられる環境が整っている」スクールをピックアップ。その中でも取得期間が短い3資格を、ファーストステップとして取りやすいおすすめ資格として紹介しています。紹介している資格はすべて民間資格になります。
※各種類の資格を取得できる資格のうち最も短期間で取得可能なもの、費用は資格取得に必要な総額を表示しています。調査は2020年3月時点のものです。