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カッピング

カッピングってどんな資格?

真空状態のカップで血のめぐりにアプローチ

カッピングは、吸玉とも呼ばれる真空状態のカップを吸着させておこなう施術方法です。体に吸着させると、毛細血管が拡張することで血のめぐりにアプローチし、老廃物の排出や、栄養分の補給、新陳代謝の促進などが期待できると言われています。

東洋医学では気血のめぐりをよくする、西洋医学では、血液浄化作用や循環機能の改善、自律神経系の調整や筋緊張の緩和や鎮痛作用が期待できると考えられています。

オリンピック選手やプロアスリートもカッピングを受けている方もいて、東洋療術器具としても一般的に知られるようになりました。施術後の色素反応が特徴的で、カップを吸着させ個所の色が変わり、体調次第では1~2周間は消えません。

「消えないのではないか?」と不安になる方もいるかもしれません。その方に「通常の色素反応」という点を説明して不安を消す配慮も必要です。そのためにも講座を受講し、理論をしっかり学んだほうがいいでしょう。

資格取得にかかる費用や期間

1日で取得できるコースを用意している講座もある

1日で完結できるコースを用意している講座もありますが、中には3コースまで設けているところもあります。カッピングセラピスト通信コースで少し長く期間を取っているところもあり多種多様。カッピングセラピストを目指すなら長期間コースも選択肢になるでしょう。

ただし、1日完結の講座も長期も、座学と実技を行う点は変わりません。座学ではカッピング自体や理論、施術方法や作用、注意点を学習。実技では東洋医学の経血や骨格と筋肉や、スライドカッピングのラインなど、カッピング治療を実践する流れです。

費用は通信コースも含めて8万円以上は考えておいたほうがいいでしょう。カッピングやスターターセットや器具は別売りというケースもあります。コストを考えるならその点にも注意したほうがいいでしょう。

カッピングより取りやすい?
マッサージ資格を取得期間と費用で比較!

資格を取得した人の体験談

わかりやすく新メニューやオプションで使えると思います。

体の仕組みや構造を教えてもらえましたし、お客様にも伝えられます。

吸引は練習必須ですが、すごくためになりました。

口コミ参照元:7ビューティーアカデミー(https://7beauty-academy.com/item/10327/

資格取得後は?

鍼灸師や柔道整復師やエステでも使える

カッピングは施術のひとつで鍼灸師や柔道整復師、エステサロンで、幅広いジャンルで採り入れられています。

資格取得後は、独立系の鍼灸師や柔道整復師、整体師やセラピストが施術の中に採用するという形になり「カッピングもできる」とアピールができるでしょう。

資格習得後の体験談

資格習得後の体験談は見つかりませんでした

カッピングは医療行為?

医療行為ではなく民間療法

カッピングは医療行為ではなく中国の伝統的な民間医療です。ただし、西洋医学に基づくクリニックでもカッピングを行っているところもあります。その場合、西洋医学による治療と診断に基づいて実践しています。医学的なデータはなく、あくまで民間療法における施術者の経験や施術を受けた人の感想が根拠です。

カッピングを個人の武器にする

アスリートや美容目的の女性を顧客にするなら持っていてもいい

カッピングは整体や鍼灸、セラピストなど東洋医学系の施術です。美容や筋肉の問題で通常のマッサージでは効果が期待できないアスリートにもいいとされています。

自宅で個人サロンや鍼灸、整体などの施術を行っており、患者の対象が健康や美容へ意識の高い方やアスリートが多い方におすすめです。

カッピングの需要は?

エステサロンでも採用されている点には注目

カッピングはあくまで「民間療法」です。東洋医学的なアプローチで施術を行う場では需要があります。ただ、美容という観点から見た場合、エステサロンでも採用されていることから、一般的な需要はあるといえるでしょう。

プロスポーツに関する仕事をされる方にも需要はあります。カッピングは体の深い場所までアプローチできる治療と言われているため、通常のマッサージでは通用しないアスリートや格闘家に施術をするケースもあります。

カッピングは資格取得が必要?

施術できないケースもあるので資格取得で安全性が増す

カッピングも正しく施術をしなければ、体調悪化を招きます。正しい知識と技術を持っている施術者という説得力を持つには、資格取得は必須です。資格取得の過程で正しい知識と技術を得られるため、正確に施術にふさわしくない方を見極められます。

たとえば、重度の全身性貧血や、心臓疾患を持っている、敏感肌の方へのカッピングはリスクがあります。患部や晴れや傷がある方には症状の悪化しかねません。安全性を高めるためにも資格取得は必要です。

カッピング資格は学びのコスパで選ぶ

カッピングは東洋医学の中の施術のひとつです。民間資格も多数ありますし、短期、長期もさまざまです。自分の施術の幅を広げる、武器を増やす、施術する対象を増やしたいという方は採り入れても損はないでしょう。

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※各種類の資格を取得できる資格のうち最も短期間で取得可能なもの、費用は資格取得に必要な総額を表示しています。調査は2020年3月時点のものです。