人の首とその周辺には、全身にある800のリンパ節のうち、およそ300が集中していると言われています。リンパ節はリンパ管の合流地点であり、リンパが運んできた体内の老廃物や余分な水分を体外に排出させたり、細菌を退治したりする役割を担っています。ただし、ケアをしていかないとリンパ節がだんだんと詰まってくるようになり、そうなるとリンパの流れが悪くなります。
リンパ節の働きが悪くなると、体内の老廃物や余分な水分を十分回収できなくなり、顔のむくみやくすみ、首コリや肩コリなどにつながってしまいます。また、最近ではデスクワークやスマートフォンの見過ぎなどによって首に負荷がかかり、それによって首コリとなってしまうケースもあります。また、眼精疲労などで負荷がかかることで首コリにつながってしまうこともあります。
首に負担がかかる姿勢を続けると、当然ながら首の筋肉が疲労してコリにつながります。ただ、仕事に集中しているときなどはそうしたことへの意識がされておらず、知らず知らずのうちに負荷がかかってしまっている、ということはよくあります。
仕事に集中しているとき、スマートフォンでずっとやりとりをしているときなどは、長時間同じ姿勢をとっていることがよくあるでしょう。それも筋肉が固まり、首コリを引き起こす原因の一つとなることがあります。
運動不足も、首コリを引き起こす原因の一つに数えられます。運動をしないと血流などが悪くなり、老廃物が流れにくくなってしまいます。それによってリンパ節が働かなくなると、コリが生じてしまいます。
また、ストレスや自律神経の乱れといった理由によって首コリが起きることもあります。過度にストレスを感じているようなときは、少し気を付けてみるといいかもしれません。
体を動かすことで血行を促進すれば、首のコリの改善につながります。体に負担が少なく、全身の筋肉をバランス良く使う運動を少しずつでも行っていくといいでしょう。ウォーキングやサイクリング、ストレッチ、ラジオ体操などが手軽にできてよさそうです。ただ、あまり無理やりやってしまうとかえって首の筋肉を傷めることにもつながりかねないので、注意が必要です。
首や肩が冷えすぎると筋肉が緊張し、結果としてコリにつながります。なるべく首や肩を温めるようにしましょう。お風呂にゆっくりつかるなどするのも効果的です。自宅はもちろん、スーパー銭湯や温泉などにつかれば、効果もさらに期待できそうです。
首回りの筋肉が緊張しているようなときは、マッサージをするのも効果的です。自分で道具を使ってやってみてもいいですし、誰かに肩や首をもんでもらうのもいいでしょう。ただ、素人があまり力を入れて刺激をすると、逆に首まわりを傷めることにもなりかねません。気になるのであれば、整体院などに行って専門家にきちんと施術をしてもらうことをおすすめします。体のプロである治療家なら、専門的な治療だけでなく日々のケアについても詳しい方法を教えてくれることでしょう。
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