【マッサージ資格の種類別】
おすすめスクール早見表
種類名 | 費用 | 取得期間 |
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リンパマッサージ(民間)詳しく見る | 26.4万円 | 1ヶ月 (12時間) |
リフレクソロジー(民間)詳しく見る | 40万円 | 3~6ヶ月 (96時間) |
タイ古式マッサージ(民間)詳しく見る | 20万7,900円 | 3日間 (31.5時間) |
整体(民間)詳しく見る | 23万円 | 3ヶ月 |
アロマセラピー(民間)詳しく見る | 40万円 | 2.5ヵ月程度 (36時間) |
カイロプラクティック(民間)詳しく見る | 120万円 | 1年 |
按摩(国家)詳しく見る | 330万円 | 3年 |
鍼灸(国家)詳しく見る | 362万円 | 3年 |
※費用や期間は、各種類の資格を取得できる資格のうち最も短期間で取得可能なものを表示しています。費用は資格取得に必要な総額です。
マッサージ関連の資格は、数ヶ月で取得できる民間資格から学校に4年間通って取得する国家資格まで、さまざまな種類があります。必要な費用や活躍できる職場もそれぞれなので、自分の希望に合ったものを選びましょう。代表的な8種類のマッサージ資格をピックアップし、資格取得に必要な基礎知識をまとめてみました。
マッサージの技術は仕事に活かせるのはもちろん、日々のセルフケアに役立つのでメリットが豊富。自分の好みや都合に合った資格を探してみてください。
別名リンパドレナージュセラピストとも呼ばれるマッサージの資格。リンパの流れを整える為のマッサージ方法で、体の不調はもちろん心のストレスも取り除いていきます。リラクゼーションサロンはもちろん、エステサロンや美容サロン・医療施設・介護施設と幅広い職場で活躍が可能です。
整体技術を基本に開発された、ここでしか学ぶことのできない「新リンパ療法」。力をほとんど使わない施術が魅力です。服を着たまま施術が可能で、複雑な技術が必要ないので「リタイア後も人に癒しを届ける人になりたい」と考えている受講生が多いのだとか。少人数レッスンなのでじっくり学べ、目的に応じてステップアップ形式で学べることで注目を高めています。独自のカリキュラムは学習効率がよく、週1回3時間のペースでも1ヶ月で基礎をマスターできますよ。
取得までの費用 | 26.4万円~ |
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取得までの期間 | 1ヶ月(12時間)~ |
19世紀のアメリカでうまれた反射学(リフレクソロジー)を元にした健康療法で、足裏をマッサージすることで身体の調子を整えるもの。足の裏には内臓や器官につながる神経が集まっているので、刺激することで対応する部分の調子を整えられます。各種サロンはもちろん、リゾートホテルや高齢者用高級マンション、介護施設といった場所でも活躍できます。
手や足裏のリフレクソロジーの基本技術と基礎医学をしっかりと身につけ、アロマやハーブなどの癒しの分野も学んでいきます。技術の習得に関しては、できるようになるまで丁寧に指導してもらえるのが特徴です。振替や欠席補習やDVD受講もあり、仕事をしながら資格取得を目指す方にも嬉しい体制。学ぶ期間は3か月、6か月から自分の習得したいペースに合わせて選べます。
取得までの費用 | 40万円~ |
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取得までの期間 | 3~6ヶ月(96時間) |
インドのアーユルヴェーダを元にした、タイ独自のマッサージ手法です。指圧・マッサージ・ストレッチ・矯正と分かれており、エネルギーの通り道である「セン」を大切にした施術をおこなっています。タイに行って知識・技術と身につける人も多い資格です。
3日間の短期集中講座が人気で、タイ国政府文部省・厚生省認定校(CCA)修了証も取得できます。 ベーシックセラピスト資格コースでは基本テクニックを習得し、マスターコースではベーシックセラピストの育成が出来る資格を取得可能。習った技術はオンライン動画で復習できます。
取得までの費用 | 20万7,900円~ |
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取得までの期間 | 3日間(短期集中31.5時間) |
整体師と一言にいってもかなりの種類に分かれているので、何を選ぶかで資格取得後の仕事が左右されます。資格選びの際には、最初にどんな働き方をしたいのかをイメージしておくことが大事。取得後は、カイロプラクティクやクイックマッサージ、整体のお店などで経験を積んで独立する人が多いです。
アイ・セラピスト専門学院では、カイロプラクティックを基本に独自に開発したソフト整体テクニックを学べます。理論と技術をしっかり習得出来るカリキュラムで、身体についてしっかりと学んでいきます。卒業後もスキルアップしていきたい方のために日本各地でスキルアップセミナーが開催されており、1回10,000円以下で参加できます。
取得までの費用 | 23万円~ |
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取得までの期間 | 3か月~ |
女性に人気のアロマを使用したマッサージ資格です。仕事として取得を目指すだけでなく、趣味として知識を身につける人も少なくありません。数百種類とあるアロマオイルをうまく使えるようになるには、実践あるのみ。資格取得後は独立開業する人が多い、女性の憧れの職業の一つです。
アロマセラピーの正しい理論と、トリートメント技術を学ぶことができます。「完全フリータイム制」「最大5名までの少人数制」となっており、働きながらの資格取得も目指しやすいのが魅力。「JAA認定アロマコーディネーター講座」とラヴァーレの実技を学べる「トリートメント総合講座」をトータルで学べるアロマセラピスト講座が人気です。
取得までの費用 | 40万円~ |
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取得までの期間 | 2.5ヵ月程度(※週1回2時間の場合、計36時間) |
アメリカの手技療法を発祥とするカイロプラクティックは、スクールなどを卒業することで仕事として働けるようになります。カイロプラクティック理論だけでなく整体理論や基礎医学知識、手技の技術と、覚えなければいけないことがたくさん。日本では民間資格となりますが、アメリカなど海外では国家資格として取り扱っている国もあります。
従来のカイロプラクティック・指圧・理学療法は同じ部位にアプローチする場合でもその手順はバラバラでした。大川メソードはそのすべてを総合的に考え、筋肉・関節・生活習慣までを意識したマッサージ方法を生み出しています。卒業後は年会費3万円で、セミナーへの無料参加や学習支援サイトの無料使用などの特典を利用できます。
取得までの費用 | 120万円~ |
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取得までの期間 | 1年 |
国家資格で、開業すると健康保険を適用した治療ができるようになります。試験は年1回で、身に付けなくてはいけない知識・技術が多いだけに、学校に3年もしくは4年通ってみっちり勉強しなくてはいけません。実務経験があると介護支援専門員(ケアマネジャー)の受験も可能となります。
60年以上の伝統を持つあん摩マッサージ指圧師の単科校。心と体両方をケアする独自の治療技術である長生術を習得し、手技治療のスペシャリストを目標に学んでいきます。夜間部もあり95%以上が社会人。3年間通学すると、国家資格であるあん摩マッサージ指圧師の国家試験受験資格が得られます。資格取得後は卒業生で結成されている長生会に入会でき、全国規模で開催されている勉強会や交流会で学びを続けられます。
取得までの費用 | 330万円~ |
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取得までの期間 | 3年 |
国家資格の一つ。ツボに鍼やお灸を使って刺激を与え、内側から不調を取り除き回復させていきます。学校でみっちり勉強し、資格を取ることで仕事ができるように。最近では美容鍼灸といった面でも注目されており、女性の活躍が目立ってきています。
人の自然治癒力を、ツボに鍼や灸を用いて刺激することで高めていく鍼灸の治療技術。これを3年間かけて学び、鍼灸師の国家試験受験資格を得ることが出来る学校です。社会人でも通いやすい第二部(夜間部)も用意されています。卒業後は聴講生制度ががあったり、就職サポートが充実していたりと、安心感の高い環境です。
取得までの費用 | 362万円~ |
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取得までの期間 | 3年 |
ハンドマッサージにより頭皮のこりをほぐして緩和させ、血行改善とその派生効果としての小顔、リフトアップ、アンチエイジング、抜け毛予防などを促す技術を学びます。オイルや機器を使用しないドライマッサージがメインですが、水やオイル、各種道具を使用して行う手法もあります。技術・資格習得後は、ヘッドスパサロンやドライヘッド専門店への就職・転職、独立開業も可能です。
結果追求型の本格的なヘッドマッサージの知識と技術が学べる、業界支持率No.1の優良スクールです。3級の「アロマヘッドセラピー講座」から、2級「ヘッドマッサージstd(基礎)講座」、1級「ヘッドマッサージpro(整体)講座」、S級「小顔ヘッドセラピー講座」まで、段階的なスキルアップが望める複数の資格講座が用意されており、充実した授業内容とサポート、受講生目線の学習環境のもと、集中的かつ着実に知識と技術を習得できます。
取得までの費用 | 1日間:60,000円/3日間:120,000円/5日間:150,000円 |
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取得までの期間 | 1日~5日間 |
一口にマッサージといっても、世界には様々な種類があります。その中には資格が必要なもの、無資格でも施術ができるもの、求められる知識やスキルなど、それぞれに特徴が異なっています。マッサージの種類は大別すれば、「オイル系」「ドライ系」「部分マッサージ」「アイテム系」と4つに分けられるでしょう。ここでは各カテゴリーにおける代表的なマッサージについて、発祥や施術の特徴を紹介しています。マッサージの国際的な知識や感覚を身に付けるきっかけになりますので、ぜひチェックしてみてください。
オイルマッサージの原点ともされるスウェディッシュマッサージは、解剖学に基づき人体の仕組みを学び、理論的にマッサージをしていくのが特徴です。
マッサージの基本的なことと捉えることもできますが、「スウェディッシュマッサージを知っているのと知らないのとでは施術の仕方が変わる」「お客様に喜んでもらえるようになった」という受講生の声もあります。
資格はスクール独自の認定証のほか、豪州国家資格を取得も可能。仕事の幅を、国内だけでなくオーストラリアにまで広げることもできるのが魅力です。
東京リメディアルセラピーアカデミーには、3日間でスウェディッシュマッサージの基礎を学ぶことができるコース、基礎と応用を学べるコース、基礎・応用に加えて豪州オイルマッサージ国家資格を取得するためにオーストラリアでの受講や実技に向けた学習も行うコースなどがあります。基礎コースや基礎・応用コースでも認定書の取得が可能なため、独立開業も可能です。
取得までの費用 | 3日間(基礎):110,000円/5日間(基礎・応用):180,000円/全312時間(豪州国家資格取得コース):公式サイトに記載なし |
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取得までの期間 | 3日~5日間 |
推拿は中国では医療分野に位置し、100種類を超える手技を使い分けて体の不調を整えるマッサージです。資格取得時には中医学の歴史や東洋医学の基礎を学ぶため、東洋医学に基づいたマッサージをしていきたい方におすすめです。
体の表面や深部のコリをほぐすだけでなく、骨の位置を元に戻す・内臓の働きを改善させる効果が期待できたり、血行促進による老廃物の排出効果が期待できたりするのが特徴。
国内の推拿専門スクールでは珍しい、本場の中国へ実習に行けるのが特徴のオリエントセラピースクール。短期間で学べるコースもありますが、おすすめは基礎から応用、開業に向けてコースを併用して学ぶこと。11種類のコースに分かれているので、ご自身の希望にあったコースを選択できるのがポイントです。コースを併用するとセット割引が適用になります。
取得までの費用 | 45時間(30単位):363,000円 |
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取得までの期間 | 3ヶ月~ |
オイルトリートメントの中でも、圧の強い手技が多いのがバリニーズの特徴です。取得できる資格はインドネシア政府公認のものなどがあります。薬用オイルの調合やアーユルヴェーダオイルなど、独自のオイルを使ったトリートメントが多く、他のマッサージとの差別化ができるのがメリットです。
短期間に基礎を学んで留学するタイプのスクールもありますが、日本アロママイスタースクールは2~8ヶ月かけてじっくりと受講できるのが特徴です。2時間ごとのフリータイム制の講義は、仕事や子育てをしながら学びたい人にぴったりです。IBCA認定バリニーズセラピスト資格が取得できます。
取得までの費用 | 52時間:298,000円 |
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取得までの期間 | 2~8ヶ月 |
吸玉と呼ばれる道具を用いて、毛細血管を拡張させて血流促進や老廃物の排出、代謝アップをはかる施術です。吸玉(バンキー)の内側、内部を暖めてから身体に吸着させることでカップ内部が真空状態になりカップを乗せた部分が吸い上げられます。溢血斑(いっけつはん)という紫色の内出血のような跡が残るのが特徴です。
資格がなくてもできる施術ですが、資格があることでお客様にカッピングについてしっかりと学んだことを伝えられるので、取得しておくのがおすすめ。
石を使って施術を行うのが特徴のストーンセラピー。45~60度ほどの体温よりも熱い石を身体に置いたり、身体の上に石を滑らせてマッサージしていくホットストーンセラピー、反対に体温よりも低い温度の石を使って行うコールドストーンセラピーもあります。民間療法なので資格取得をしなくても施術ができますが、インストラクターになりたい方やストーンセラピーを学んだことを証明するために認定証を取得するのがおすすめです。
民間療法であるベビーマッサージ。しかし、産婦人科で生まれてきた赤ちゃんにベビーマッサージをすることがあるように、医療現場でも行われることがあるのが特徴です。医療行為ではなく、資格取得をしていなければならないという条件はありませんが、ベビーマッサージ教室や赤ちゃんを対象としたサロンでも親御さんに信頼していただくために資格取得しておくと便利です。
マッサージ師になるための勉強は、どのように行えばいいでしょうか?国家資格や民間資格の取得を目指す場合は、専門のスクールや認定校に通うのが一般的ですが、独学でいきたいと考えている方もおられるかもしれません。スクール通いか?独学か?この点は非常に迷うところです。こうした疑問に応えるべく、マッサージ師になるための勉強と資格について詳しく解説しています。マッサージの勉強方法で悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
国家資格と民間資格での大きな違いは、治療として施術を行なえるかどうかです。本来、マッサージは医療行為にあたり、医師以外が施術を行なうには国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」の取得が必須です。皮膚に直接働きかけ、筋肉や神経に刺激を与えて不調を治療するマッサージ行為は、マッサージの国家資格を持っている人しかできません。治療にあたるため、保険適用の施術ができるのが特徴です。
一方、リンパマッサージや整体といった民間資格で出来ることは「もみほぐし」。治療行為ではなく、リラックス効果を目的とする施術になります。ただし、マッサージともみほぐしの違いは法律でも曖昧で、明確には分けられないのが現状です。リラクゼーションを与える行為を行なうのなら、国家資格でも民間資格でも十分だと言えます。
マッサージの国家資格として代表的な「あん摩マッサージ指圧師」の資格は、学費300万円以上・通学3年以上と、費用も期間も多くかかります。ただし、持っていると医療行為まで出来る資格のため、マッサージの仕事に相当な覚悟を持って臨むのであれば持っておきたい資格でしょう。
リンパマッサージやアロマセラピー、整体といった民間資格は、国家資格に比べて取得しやすいのが特徴です。仕事への活用度も決して低くなく、専門性が重視されるマッサージ界ではリンパやフェイシャルなど特化性のあるマッサージへの需要は多い傾向にあります。講座内容には力が入れられているため、仕事に活かすには十分なレベルの知識・技術が身につけられますよ。
国家資格・民間資格に限らず、スクールによっては独立開業を支援してくれるところも。さらに、卒業後も技術を磨き続けられる環境があると、一生使える技術として取得できます。資格の種類はもちろん、スクールの環境も考えた資格取得を目指しましょう。
新リンパ療法
(リンパ療法学院)
26.4万円
取得期間:1ヶ月
体力や力を使わずにできるリンパケア&独自の癒し整体技術
「鍛錬会」(練習会)で卒業後も無制限に技術を磨ける
初心者・中級者・上級者向けと自分のレベルに合わせて技術を高められる
整体ビギナ―クラス
修了資格
(ウィルワン整体アカデミー)
26.4万円
取得期間:1ヶ月
流派にとらわれない1人ひとりの体のバランスに合わて行なう整体スキル
卒業後も一生涯技術サポート制度あり
特別価格で受講できる施術者向け・卒業者限定のセミナーが豊富
リラクゼーション
セラピスト修了資格
(東京整体いろは学舎)
48万円
取得期間:6ヶ月
セラピストとして広く利用できるボディケア・リフレ・リンパの3手技
一度受けた授業は無期限無料で再受講可能
入学時のガイダンスで最低限の基礎知識を学べるから受講がスムーズ
※調査したマッサージ資格取得スクールのうち、卒業後も定期的に技術を磨ける練習場がある・無料で再受講できるなどの「学び続けられる環境が整っている」スクールをピックアップ。その中でも取得期間が短い3資格を、ファーストステップとして取りやすいおすすめ資格として紹介しています。紹介している資格はすべて民間資格になります。
※各種類の資格を取得できる資格のうち最も短期間で取得可能なもの、費用は資格取得に必要な総額を表示しています。調査は2020年3月時点のものです。